あまりに意外な展開!　ムサシがサトシのエイパムでコンテストに優勝する日!?

　アニメ感想家トーノZEROのアニメ感想を始めます。

　今日のポケモンDPの感想。

サブタイトル §

「ポケットモンスターダイヤモンド・パール1時間スペシャル“テレビアニメ10周年”は目前！大感謝クイズ祭り」として放送。本編は以下の1エピソードのみ。

「パチリスＶＳエイパム！コンテストバトル！！」

あらすじ §

　村祭りの目玉として、リボンではなくバナナを賞品としたポケモンコンテストが開催されます。

　ひょんなことからサトシのエイパムを助けたムサシは、サトシから正式にエイパムを借りてコンテストに出場します。

　サトシは、エイパムがムサシのところに行ってしまうのではないかと心配します。

　ヒカリは、まだコンテスト出場経験がないパチリスで出場します。

　決勝戦で、ヒカリはムサシに敗北します。

　エイパムは、去るムサシの後を追います。しかし、それはムサシを追ったのではなく、バナナを追っただけでした。

　エイパムはサトシのところに戻ります。

感想 §

　いや～、これは面白い。

　これが見られるからポケモンアニメはやめられませんね!

　最高です。

　今回はどこから切っても面白いです。

　ムサシとエイパムというコンビがコンテストに優勝してしまうのは、実に興味深い展開ですね。おそらく、エイパムから見た場合の相性は、サトシよりもムサシの方が良いのでしょう。

　エイパムがムサシになつくことに異様に神経を尖らせるサトシという描写も面白いですね。トップクラスのポケモントレーナーの仲間入りをしたサトシであっても、こういうことは気になるわけです。そこが人間臭くて良いですね。

　そしてヒカリ。今回、ヒカリは負けてしまいます。しかし、これは本質的な意味で良い「敗北」です。実は敗北によって、ヒカリが失ったものはありません。勝ってもリボンは得られないコンテストなのです。一方で、ヒカリはコンテスト経験のないパチリスに場数を踏ませることができました。これで、次の大会では初舞台であがってしまうことは無いでしょう。そういう意味で、ヒカリ対ムサシの対決は、ヒカリが「負けて勝った」と言えると思います。

今回の一言 §

　それにしても、エイパムを心配するサトシの弱々しい態度が非常に印象的ですね。